目がまぶしい
普通の明るさでもまぶしく感じ、目を開けているのが辛い状態を羞明(しゅうめい)といいます。
大きく分類して、目の痛みを伴うか伴わないかで考えます。
目の痛みを伴う場合
目の痛みを伴う場合は、よくあるのが角膜にキズが付いている場合で、ドライアイ、角膜異物、コンタクトレンズ、角膜感染症などが原因として考えられます。
他には、急性緑内障発作、ぶどう膜炎(目の中の炎症)などが考えられ、いずれの場合も放置すると症状が進行するため、早めに当院を受診してください。
目の痛みを伴わない場合
目の痛みを伴わない場合は、よくあるのが白内障です。
水晶体の混濁により光が乱反射して、まぶしさを感じます。
他には、角膜混濁、瞳孔が開いている(脳や脳から出る神経の異常)、加齢黄斑変性、黄斑萎縮などが考えられます。
ストレスや疲労によって体調がすぐれない時にもまぶしさを感じることがります。
ストレスや疲労の場合は数日で症状がおさまる事が多いですが、様子を見ても症状が改善しない場合は、上記のような目の病気が隠れていることがあるので、当院を受診してください。