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目がゴロゴロする

目がゴロゴロする時、実際に目の中に異物が入っている場合だけではなく、角膜や結膜に炎症が起こっていたり、角膜や結膜に傷がついていたりする場合があります。

角膜・結膜の異物

異物としては鉄粉や木くず、コンタクトレンズが多くみられます。

工場などで金属を扱っている仕事をしている人が、仕事中に鉄分が目に入ってしまうことがあります。

農作業や草刈り中に、木の枝や葉っぱが目の中に入ってしまうこともあります。

工場や農作業では必ず目を保護するゴーグルを装用しましょう。

また、コンタクトレンズ自体が黒目からずれてしまった場合や、コンタクトレンズに対するアレルギーによって異物感を感じる方もいます。

角膜・結膜の炎症

角膜や結膜の炎症は感染性と非感染性があります。

感染性

感染性は細菌やウイルスが目に感染することで起こります。

細菌はブドウ球菌やインフルエンザ桿菌、ウイルスはアデノウイルスやヘルペスウイルスが多いです。

コンタクトレンズ装用者の場合、緑膿菌やアカントアメーバ原虫に感染することがあります。

コンタクトレンズの不適切な使用が原因であることが多く、治療が遅れると失明につながる恐れもあります。

 

結膜炎について詳しくはこちら

 

非感染性

非感染性はアレルギー性結膜炎が代表的です。

スギ、ヒノキ、ダニ、ハウスダストなどが原因となります。

 

アレルギー性結膜炎について詳しくはこちら

 

角膜・結膜に傷ができる

ドライアイ

角膜や結膜に傷ができる原因として代表的なものにドライアイがあります。

長時間のコンタクトレンズ装用やパソコン・スマホ操作(VDT作業)、シェーグレン症候群等の体の病気が原因で、目の異物感だけではなく目の乾燥や目のかすみを伴うことがあります。

 

ドライアイについて詳しくはこちら

 

睫毛乱生・眼瞼内反

目の中に睫毛が当たることで角膜や結膜に傷が出来ることがあります。

睫毛が内側に向かって生える睫毛乱生や、加齢などによりまぶたが内側を向いてしまう眼瞼内反症などが原因となります。

目に当たっている睫毛を抜くことで一時的に症状は改善しますが、完全に治すには手術が必要になります。

その他

その他に、マイボーム腺機能不全や結膜弛緩症などでも目の異物感が引き起こされます。

マイボーム腺機能不全

マイボーム腺機能不全は、涙の成分のうち脂を作る機能を持つマイボーム腺がうまく機能しなくなってしまった状態で、ドライアイを合併したり、感染を引き起こしやすくなります。

結膜弛緩症

結膜弛緩症は加齢により結膜が緩んでしまう病気で、瞬きの際に摩擦が生じてゴロゴロ感を感じます。

症状が続く場合は受診を

このように目がゴロゴロする原因は多岐にわたり、中には失明につながる重篤な疾患が隠れていることもあるので注意が必要です。

症状が続くようなら当院を受診してください。

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