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眼精疲労の治療

眼精疲労の症状

眼精疲労とは、眼を使う作業を続けることにより、眼の痛み・眼のかすみ・眼のまぶしさ・充血などの目の症状を感じたり、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現する病気です。

眼精疲労の原因

度の合わないメガネの使用

度の合わない眼鏡を使用している場合、特に近視を矯正し過ぎている場合や遠視の矯正が弱い場合に、眼の周りの筋肉を使って無理矢理ピントを合わせる必要があるため、眼の周りの筋肉が常に緊張状態となり、眼精疲労を感じやすくなります。

老眼・白内障

老眼や白内障になると特に近くの物にピントを合わせるのが難しくなってきます(調節障害)。

近くの物を見ようとすると眼の周りの筋肉が緊張状態となるため、眼精疲労を感じやすくなります。

ドライアイ

涙の量が少なかったり、涙の質(水と油の量のバランス)が悪く涙の蒸発が早かったりして、眼の痛みやゴロゴロ感、乾燥感を感じます。

ドライアイが眼精疲労を悪化させたり、逆に眼精疲労がドライアイを悪化させたりします。

ドライアイについて詳しくはこちらをご覧ください。

パソコンやスマートフォンなどの使用

パソコンやスマートフォンなどの電子機器の使用機会が増えており、眼精疲労の原因となっています。

目から30-50cm、あるいはそれ以下の距離で使用することが多く、近くの物にピントを合わせる必要があるため、眼の周りの筋肉が常に緊張状態となるためです。

加えて瞬きの回数も減るため、ドライアイが生じてさらに眼精疲労を悪化させます。

その他

全身疾患に伴うもの、精神的ストレスによるもの、環境によるものなど、眼精疲労の原因は多岐にわたります。

眼精疲労の治療

点眼薬の処方

眼精疲労用の点眼薬として、ビタミンの配合された点眼薬を処方します。

代表的なものにサンコバ(シアノコバラミン)があります。

シアノコバラミンはビタミンB12の目薬です。

眼精疲労の原因の除去

眼精疲労の原因が特定できれば、それに対処していきます。

メガネ・コンタクトレンズの処方

度が合わない眼鏡を使用している場合は、眼鏡を作り直します。

老眼に対しては老眼鏡や遠近両用眼鏡、遠近両用コンタクトレンズ、中近両用眼鏡の作成を検討します。

白内障手術

白内障がある場合は白内障手術を検討します。

ドライアイの治療

ドライアイには目薬を主に使用します。

適度な休息

パソコンやスマートフォンを使用する機会の多い人は、適度な休息を取りながら使用することが非常に大切です。

具体的には30分使用したら30秒以上遠くの景色を見るようにしましょう。

瞬きの回数が減らないようにも意識しましょう。

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